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2020年6月12日 SVC臨時総会並びに活動報告会を開催しました!

2020年6月12日に、ソーシャルベンチャー活動支援者会議(SVC)臨時総会並びに活動報告会を、京都市下京区の「株式会社ウエダ本社TRAFFFICおよびオンライン」にて開催いたしました。今回のテーマは「コロナ禍・ポストコロナ禍を見据えて」。

第一部の基調講演および活動報告、第二部のパネルディスカッション、第三部の支援活動事例紹介、第四部の特別企画と、計4時間に渡って行われ、SVC役員、正会員、賛助会員の方々等、会場に約25名、オンライン約60名の計85名の方にご参加いただきました。


まず開会の挨拶として、SVC会長新井和宏氏、発起人挨拶として京都信用金庫理事長榊田隆之氏、株式会社ウエダ本社代表取締役社長岡村充泰氏よりご挨拶を頂戴しスタートしました。




第一部では、大阪大学大学院経済研究科教授の堂目卓生氏より、「共感資本主義〜近代を超える新たな時代の到来〜」について基調講演を頂戴しました。現代の危機として、中世の魂の時代から物の時代に変化し、人間は豊かになってきたが、人口急増大という危機に直面した。ESG投資/SDGsでも問われている貧困/格差/環境破壊/伝染病/紛争/エネルギーなど、いま日本を含む世界は、底にいくつもの穴が空いている船のような状態で、どのように穴を塞ぐかを真剣に考えないといけない。歴史的にはアダム・スミス/J.S.ミル/アマルティア・センなどの様々な経済学者は強者から弱者へ富を分配する社会を目指したが、今こそ逆転の発想で、弱者中心の社会へと進化すべきと、かなの家の紹介がありました。かなの家は知的障害者の住む施設だが、彼らの自立を支援するのではなく、逆に訪れる健常者が弱者から何かを感じ共感し、行動が変わる、言わば健常者のための施設なのです。最後に私たちがすべきこととして、新たな時代を構想し、現在の世界の課題を明確にし、自分たちには何ができるか考え、与えられた場において仲間をつくり、実験し行動する。その中でムーブメントが起こってくる。SVCもそのムーブメントの一つと強い言葉を頂戴いたしました。 




次に、SVC会長新井氏より2019年度決算報告並びに2020年度事業計画についてSVC活動報告を行いました。さらに支援団体活動報告として、株式会社MAKOTO(代表取締役竹井智宏氏)、うむさんラボ(代表取締役比屋根隆氏)、株式会社ボーダレスジャパン(代表取締役副社長鈴木雅剛氏)、サスティナブル・ストーリー株式会社(代表取締役中島康滋氏)、株式会社リ・パブリック共同代表(田村大氏)、5社(もう1社のウエダ本社は第三部で)より各社5分間で活動内容を報告いただきました。





続く第二部では、株式会社URUU江上代表より特別テーマ「金融4.0預金者から見た間接金融の透明性向上」についてご講演いただき、その後SVC新井会長ファシリテーター、金融庁日下室長、京都信用金庫榊田理事長、第一勧業信用組合新田会長(オンライン参加)をパネラーとしてに迎えパネルディスカッションを行いました。

まず江上氏の講演では、これからの金融で最も重要になってくる透明性について。「自分たちが銀行に貯金しているお金はどこに使われているか知っているか?銀行で保管されている訳ではなく、様々な投資に使われており、最終的にアフガニスタンの子供たちが外で遊べない一つの社会問題に間接的に加担してしまっている。まずはあなたのお金が影響を与えるということを理解することが重要。世界には透明性を確保した銀行も存在しているが、日本では新田理事の第一勧業信用組合のみ。」とお話いただき、最後には、「バンカーとはお金を美しく使う人を探している」という言葉で締めくくっていただきました。





パネルディスカッションでは、金融庁日下室長より、「徐々にだが確実に国も動き出しており、特に地域金融行政については営利目的だと搾取が生まれることは理解しており、次週(6/16)から開催される金融庁リージョナルバンキングサミットでも有識者で議論を行う。ぜひ活動を見てほしい。」と強い言葉を頂戴いたしました。その後の議論でも、「日本は遅れてはいるが、これからの社会では、美意識が重要で、美しくなるには、真逆にある弱さを認め向き合えたときに実現するものなので、初めは偽善者で良いからできることを行い、美しい有り方を想像することが重要」と、非常に本質的な議論になりました。





続く第三部では支援活動事例紹介として、株式会社ウエダ本社岡村代表より、会社説明とUedaコインや与謝野プロジェクトなどご説明いただき、若手起業家支援として2名を紹介していただきました。




 1人目は、NPO法人GLOBE JUNGLE NATURAL VALUEプロジェクトリーダー 加藤南美氏。19歳でバックパッカーをしながら、子どもたちの夢を集めるために旅をしていた中で、カンボジアで貧困女性に出会い、自立支援を行いたいと思ってNPO法人を設立。“皆が笑い合い、応援し合う社会の輪のモデル作り”を目的に、主に孤児院支援や学校建設、貧困家族への就労支援、カフェや宿泊施設の運営を行っている。そして、今回持続可能な次のステージに行きたいと思い、株式会社化を決断した。

 2人目は、GOOD GOOD合同会社代表野々宮秀樹氏。社会人で金融業界に入り、とにかくお金のために働き、ボロ儲けしておかしくなってしまった。お金が目的の働きを辞めたくなり、一気に借金地獄に。そこから人間として良いこと、チャーミングさなどが重要だと感じ、自然な畜産を中心に、店舗運営、事業企画、コンサルティングなどを行うGOOD GOODを設立。

 そして最後の第四部の特別企画では「意図を紡ぐ」というテーマで、5,6人のグループ(オンラインでは、Zoomのブレイクアウトルーム)に分かれ、皆で“詩をつくる”グループワークを行いました。前の人の言った言葉を聞き、考えるのではなく、感じることや自然に出てきた言葉を紡いでいく。初めての試みで、皆さん分からないなりに初めての方々とも非常に楽しく盛り上がり、各チームそれぞれ素晴らしい詩が出来上がりました。




それぞれのチームの詩は下記の通りです。


「サマーフィロソフィー」 なつのひる、ともに活動、こんにちは 色んな人いて楽しいな、 幸せを感じるわくわくかん インプロ的に生きようぜ しまった、考えてしまった 俺としたことが まじで本気に。


「手を繋がって」 おもいやり ワクワクが広がる 太陽が降り注ぐ 楽しい未来 個であり全体である 本当はみんな繋がっている 顔を見合わせる 手を繋がって 円になる 野球の円陣 ラグビーのスクラム


「光輝星人(ヒーロー)」 爽やかな  緑の中で
地上の星  キラキラ輝く
ヒーローたちが  手を取り合って
光を紡げ!  誰もがヒーロー



「あって」 一人ひとりが タテヨコに 手を取り合って 一歩々々 重ね合う社会 繋がり合える未来


「水」 それぞれの街角で 雨にぬれながら 育つ稲穂に 想いをはせて 言葉をかけた 稲穂の一粒一粒は 様々な色だが 美味しくなりたい美味しくなりたいという気持ちをもって 今日も太陽を向いている 稲穂も人も 大地の一部 暑さ寒さを感じながら 活かし活かされ ぐるぐるまわる


「心の風景」 変革の光がさした それは山の向こうから 美しい街を求めて 空を飛ぶ鳥と共に 多様な社会を作り出す 鳥を少女が見ている 暖かく穏やかな風が吹いた 海がキラキラ輝いている


「のもう」 朝もやの中で もがき続けていたが  足元に キラキラ輝く目 何か宇宙的な 感じる力  両手を広げて 町を歩こう みんなが同じ方向を向いている 一人では生きられない 繋がろう明日の為に お酒を飲もう


「消えない気持ち」 風の中 希望を感じる  思いやり 大きな傘をさして 安全安心な まちづくり ひとつまたひとつ灯る灯火 外は冬の雨 誰かが私の影を踏んでいる 誰かが私を待っている 誰かのぬくもりを感じる 暖かい志




今回は、オフラインとオンラインのハイブリットでの初めての開催で、少し不手際はあったかもしれませんが、ご参加いただきました皆様にも満足いただけたようで、改めて感謝を申し上げます。

新型コロナウイルスで大変な時期ですが、全国で想いを持って活動されている方々の相互連携を、より一層強めて参りたいと思います。

今後とも、ソーシャルベンチャー活動支援者会議(SVC)をどうぞよろしくお願いいたします!



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6月12日(金)イベント開催のお知らせ

いつもソーシャルベンチャー活動支援者会議(以下、SVC)の活動に ご支援頂き大変感謝申し上げます。 またコロナ禍の影響により、皆様も大変な日々をお過ごしのこととお見舞い申し上げます。 さて、昨年11月に本SVCの第一回年次総会兼活動報告会を東京で開催いたしましたが、今般会場を京都に移し、コロナ禍・ポストコロナ禍を見据えて、SVC臨時総会兼活動報告会を下記の通り開催いたします。 別途会員の皆様にはメ

 

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